ストレッチしてるのに身体が硬い?なぜ柔らかくならないのか

「身体が硬いから毎日ストレッチしています」

それなのに、

前屈しても手が床につかない。

開脚も全然広がらない。

肩まわりも硬い。

何週間続けてもあまり変化を感じない。

「自分は生まれつき身体が硬いから仕方ない」

そう思っていませんか?

実は、身体が柔らかくならない理由は単純に「ストレッチ不足」だけとは限りません。

一生懸命伸ばしていても、やり方や身体の使い方によっては変化を感じにくいことがあります。

今回は、ストレッチをしているのに身体が柔らかくならない理由を5つに分けて解説します。

目次

原因① とにかく強く伸ばしている

「痛いほど伸ばした方が効きそう」

と思っていませんか?

ストレッチは、強ければ強いほど良いわけではありません。

強い痛みを我慢しながら無理に伸ばすと、身体は刺激に対して筋肉を緊張させることがあります。

これでは、

「柔らかくしたいから伸ばしているのに、身体は力んでいる」

という状態になってしまいます。

ストレッチは我慢大会ではありません。

呼吸を続けながら、無理のない範囲で行うことが基本です。

原因② ストレッチする時間が短すぎる

身体を柔らかくしたいのに、

「伸ばして5秒、はい終わり」

になっていないでしょうか。

ストレッチにはいくつか種類がありますが、一般的な静的ストレッチでは、ある程度の時間をかけて姿勢を保持します。

ACSM(アメリカスポーツ医学会)では、柔軟性運動について、多くの成人では1つのストレッチを10〜30秒程度保持し、合計60秒程度になるよう繰り返す方法などが示されています。

ただし、年齢や身体の状態によって適切な方法は変わります。

「とりあえず数秒伸ばす」ではなく、目的に合わせて行うことが重要です。

原因③ そもそも「動かしていない」

ここはかなり重要です。

1日10分ストレッチしていても、

残りの時間をほとんど座って過ごしている。

そんな生活になっていないでしょうか?

私たちの身体は、ストレッチするときだけ動くものではありません。

歩く。

しゃがむ。

腕を上げる。

身体をひねる。

階段を上る。

こうした日常のさまざまな動きがあります。

ところが、

デスクワーク
↓
車
↓
ソファ
↓
ベッド

という生活になると、身体を大きく動かす機会そのものが減っていきます。

「10分間ストレッチしたから大丈夫」

ではなく、

普段どれくらい身体を動かしているか?

という視点も持ってみましょう。

原因④ 「柔らかい=筋肉が伸びる」だけではない

柔軟性というと、

「筋肉が柔らかいかどうか」

だけで考えてしまいがちです。

しかし実際の動きには、

筋肉だけでなく、

関節の構造
腱やその他の組織
神経系
痛みへの感じ方
身体の使い方

など、さまざまな要素が関係します。

そのため、

「前屈できない=もも裏だけが硬い」

とは限りません。

ひたすら同じ場所を伸ばしているのに変化が少ない場合は、別の要因にも目を向ける必要があります。

原因⑤ 「伸ばす」だけになっている

ここが今回もっとも伝えたいポイントです。

身体を動かしやすくしたいなら、

「伸ばす」

だけではなく、

「その範囲を自分で動かす」

ことも考えてみましょう。

たとえば脚を誰かに持ち上げてもらえば高く上がるのに、

自分で上げるとそこまで上がらない。

これは珍しいことではありません。

つまり、

「そこまで動かせる」

ことと、

「自分の力でそこまで動かせる」

ことは同じではないのです。

身体を動かしやすくするためには、ストレッチだけではなく、自分で身体を動かす運動も大切になります。

じゃあ身体を柔らかくするにはどうすればいい?

ポイントは、

「伸ばすだけにしない」

ことです。

たとえば、

ストレッチで動かせる範囲を確保する
↓
実際に身体を動かす
↓
その範囲で力を出す

という考え方があります。

身体を柔らかくしたい人ほど、

ストレッチだけを毎日繰り返すのではなく、

「動く」

という要素も取り入れてみましょう。

筋トレをすると身体が硬くなる?

「筋トレしたら身体が硬くなるからやりたくない」

という人もいます。

しかし、

「筋トレ=身体が硬くなる」

と単純に考える必要はありません。

適切な可動域を使った筋力トレーニングによって、柔軟性が改善する可能性を示した研究もあります。

重要なのは、

どんな運動を
どのくらいの可動域で
どんな方法で行うか

です。

身体を柔らかくしたいからストレッチだけ。

身体を強くしたいから筋トレだけ。

ではなく、目的に合わせて組み合わせることが大切です。

「ストレッチしているのに変わらない」なら方法を変えてみる

毎日頑張っているのに身体が変わらないと、

「もっとストレッチしなきゃ」

と思ってしまいます。

でも、必要なのは量を増やすことではなく、

方法を変えることかもしれません。

green hornでは身体づくりを、

整える
↓
動かす
↓
鍛える

という視点でも考えています。

身体の状態を整える「メディセル」。

身体を動かしながら行う「4Dストレッチ」。

身体を支え、動かす力をつける「トレーニング」。

身体の状態や目的によって、必要なものは人それぞれです。

まとめ|身体が硬い=もっと伸ばせばいい、とは限らない

ストレッチを続けているのに身体が柔らかくならない。

そんなときは、

「自分は身体が硬い体質だから」

と諦める前に、方法を見直してみましょう。

強く伸ばしすぎていないか。

十分な時間を取っているか。

普段から身体を動かしているか。

同じ場所ばかり伸ばしていないか。

伸ばすだけで終わっていないか。

身体は「伸ばす」だけではなく、

動かす。

そして、その範囲で力を出す。

そこまで考えることが大切です。

毎日ストレッチしているのに変化を感じない人は、

「もっと伸ばす」ではなく、

「もっと動かす」

という選択肢も考えてみてください。

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